永田文夫シャンソン研究所
午後のサロン・コンサート
エルム 
2001.10.21(日)
満員御礼!!ありがとうございました。

毎月第3日曜日に行われている、永田文夫シャンソン研究所のステージ実習をかねた午後のサロン・コンサート。先月から「スポットライト・コーナー」という研究生の方の特別コーナーができました。各月1人、または2人が1部・2部各15分ぐらいづつ担当するのです。今月のスポット・ライトは、岡本笑子さん。このコーナーの狙いは、ただ歌うだけでなく、その15分間をどう演出するか・・・ステージの構成の仕方、運び方などを考え実習することにあります。研究生のみなさんも待ち望んでいた企画のようで、とっても生き生きと、楽しんで考えていらっしゃいます。岡本さんは最初、頭にカーラーを2個巻いたままで登場。「あっ、すみません。あがっちゃって・・・」と退場して、カーラーをはずして再び登場。客席の笑いを誘っていました。もちろん、わざとのパフォーマンス。「なかなかやるなぁ」と感心して聴いておりました。私も負けてはおれん!!今回のピアニストは水谷善郎さん。水谷さん向きにパトリシア・カースの
「モン・メッカ・モア」「ダルマーニュ」を選んでみました。1部はワインレッドのドレス。なんといっても嬉しかったのが、先日購入した靴がドレスにピッタリだったこと!!あまりの嬉しさに、ご来場の皆様にも報告してしまいました。そんなささいなこと、と思われるかもしれませんが、足のサイズが大きいのでなかなか合う靴がない私にとっては、すっご〜い喜びなのです。休憩時間には見せびらかして会場内を歩き回ってしまいました。

2部は、スポットライト・コーナーの岡本さんが、「雨のブリュッセル」や「行かないで」など、ブレルに関係する曲が多かったので、私もブレルの曲から
「アムステルダム」「涙」を歌いました。だってぇ、「涙」は研究所所長の永田文夫先生の訳詞、ご紹介しなくては。
・・・とここまでは普通のライブ。次の
「バラ色の人生」水谷さんおまかせっ!!にしてしまったので、さあ大変。一応リハーサルではボサノバ風にあわせてみたのですが、気分でかわるかも。ドキドキのスタートです。私がリード権をもっているのは出だしのバラード部分だけ。ここで水谷さんをだしぬかねば!と、いつもはお客様に向かって♪心惑わす目 いつも熱き唇 私の想ってる あなたの面影〜♪と歌うところを、水谷さん直撃!!やったぁ!ドキドキしてる!!照れてる!!さぁ次はどう出てくるか・・・うぉ〜こうきたかぁ〜・・・なんて思いながら歌いました。とにかく伴奏のリズムに乗って、感性あるのみ!!スキャット入れたりして。終わり方も決めていなかったので、目と目で会話してフィニッシュ!!♪ラヴィ・アン・ローズ♪おおっ、無事終わったぜぃ!!こういうセッションもたまには新鮮でいいですね。なんだかライブッ!って感じに盛り上ってきました。ついでにもう1曲行ってしまおう。「That'sLife」水谷さんのピアノが冴える!私も赤のパンツ・スーツに黒の帽子をかぶって宝塚の男役風に歌い踊る!Oh〜 Oh・・・イェ〜イ!!ヒューヒュー!!キャー、これがエルム?ってぐらいノリノリに盛り上りました。そのまま勢いでアンコール。「パリ・カナイユ」水谷風。いやいや、楽しいひとときでした。

こんなサロン・コンサートが、ドリンク付で¥1000!!また皆様ぜひお出かけくださいませ。お待ちしてま〜す!!
1.モン・メッカ・モア
2.ダルマーニュ
3.コメ・プリマ
4.アルゼンチンよ泣かないで
5.失われた小鳥たち
 
1.アムステルダム
2.涙
3.バラ色の人生
4.That’s Life
EC.パリ・カナイユ
 
 
   ピアノ:水谷善郎さん

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