「恋は一日のように」
L'amour C'est Comme un Jour
(作詞:Y.Stephane/作曲:C.Aznavour/訳詞:加藤修滋)
| 朝の陽射しが 窓辺にさすと やがて気高い アポロが目覚める 熱いまなざし 肌の輝き 私のこの目に 焼き付いているわ *今思えば はかない夢ね 朝と共に訪れた恋は 夜と共に消えてしまった 後に残った 想い出さえもやがては 消え去るでしょう 一日が終わるように 始めがあれば終わりもあるのよ 恋は一日のように 夜のとばりが すべてを包んで 二人の恋を隠してしまう どうにもできない 望みもなくして さまようだけの 私のこの人生 *(リフレイン) 恋は・・・消えてゆくもの・・・ |
私の、初CD収録曲「恋は一日のように」。私のこの曲との出会いは、1996年の加藤修滋さんの第17回都市文化奨励賞受賞記念の「加藤修滋 作詞・作曲・訳詞リサイタル’96」の時でした。シャンソンを歌い始めたのが1995年の9月。その半年後、私は名古屋市民会館の大きなステージに<シャンソンの妖精>の一員として立つことになったのです。第1部が美輪明宏さんの講演、第2部がコンサートという構成で、加藤さんのオリジナル曲、訳詞曲が出演者に割り振られました。私は「ラブ・シック」というオリジナル曲と、「恋は一日のように」の2曲。「ラブ・シック」は、お別れ(破局)の歌だけど明るく別れましょう!!というポップス調の軽い感じの曲で、明るい軽快な曲を中心に歌っていた私には選ばれた理由が納得できる曲でした。ところが、ところが、問題は「恋は一日のように」。今でもなぜ、この時に加藤さんが私にこの曲を選んだのかわかりません。少しは大人になった<今>の私にならわかるのですが・・・。でもCDを聴いてくださった方が、「いい曲ですね」とか「よく合ってますね」と言ってくださるということは・・・合っているのでしょう。加藤さんに先見の明があったということでしょうか・・・。
初のレコーディングは緊張しました。先にバンドさんの音を録音して、それを聴きながら歌うのですが、タイミングを合わせるのが難しかったです。私の場合は最後の一箇所だけだったのですが、意識しすぎると余計に合わなくて・・・。とにかく自然体をめざしました。5テイクぐらい録音してOKをもらった後、もう1回だけ録音しようということになり再度チャレンジ。OKでてるから、もうなーんも考えず気楽に歌ってみたら、あらら、今のが一番いいんじゃないということになり、それが採用されたようです。今では大好きな曲。これからもずっとずっと大切に歌っていきたいと思います。