パリ・イタリア ツアー日記 <第2回の2>


3月29日(金
お待たせいたしました。3月29日、夜の部の開演です。ロビーにおいでのお客様はお早くお席にお着きください。・・・あれっ?なんか違ったみたい。
29日の夜はエルム・パリ・ツアーのお決まりコース!!
もちろん本場のシャンソン・コンサートを堪能すること。
今回は、エルムのテーマ・ソング「ジュテーム・
ア・ラ・フォリ」の作者、セルジュ・ラマのコンサートに
出かけました。会場は、シャンソンの殿堂「オランピア劇場」。
表には
でぇ〜んと光輝く看板!!う〜憧れる!!
ラマのコンサートのチケットは入手困難。でもパリで私たちが
とってもお世話になっている長南さんの努力のおかげで
中にはいることができました。座席はバラバラ。
私は2階席の前から2列目の端のほう。といっても
馬蹄形をした客席の端なので、考えようによっては
ステージにとっても近い席でした。
だから、こんな写真が撮れましたぁ!!
 (ホントはステージを撮影してはいけないんですよ。
  でも、パリの人にならって撮影しちゃいました。
  一応フラッシュは切って撮影しましたけど。)
 
<パリの劇場のルール>
   
パリの劇場には座席まで案内してくれる案内嬢がいます。この人たちがいたら、決して
   自分の力で座席を探し出して座ってはいけません。ちゃんと案内嬢の指示をまちましょう。
   たとえそれがどんなに気の遠くなるような待ち時間でも。そして案内されたら「Merci(ありがとう)」と
   チップを忘れずに!!(1ユーロでOK)
   この案内嬢、担当座席が決まっているらしく、とおりかかる人に声をかけても「彼女にきけ」と
   相手にしてくれません。だから仕方なく待つことに・・・。そうなんです。つまり、前の人が座席に
   つくまで自分は待っていなくてはならないのです。たとえそれがどんなに広い会場でも!!
   以前、ベルシーにパトリシア・カースのコンサートを聴きにいったときなんて最悪。延々とまたされました。
   皆さん、劇場には余裕をもってでかけましょうね!!

 さて、ラマのコンサート。写真でもお分かりいただけるでしょう。
  照明がとってもキレイ。これがまた、音楽のキッカケとピッタリ
  合っているところが素晴らしい!!どんなタイミングもはずし
  ません。絶妙なコンビネーション。
  私の師=加藤修滋さんはこの歌い手とスタッフ、そして客席との
  コミュニケーションをとても大切に考えています。それが
  日本でパリ風演出を見事に再現できる所以だと思います。
  フランス人はとても論理的な人たちです。楽器にも、色にも、
  光にもそれぞれ意味があります。その意味を十分踏まえた上で
  その曲本来が伝えたいことを的確に表現させます。でも、
  それだけでは「ブラボー!」の声は返ってきません。
  その人のオリジナリティー・・・自分自身が伝えたい想いが
  ないと認められないのです。それを表現するためには、
  どーんと自分に向き合わなくてはなりません。自分が何を考え、
  何を伝えたいのか。形ではなく想い・・・
  フランス人たちはこう言います。
  
 「歌の三大要素は祈り・願い・叫びである」と。
  三大要素は「リズム・メロディー・ハーモニー」だと教えられる
  日本の生徒たち・・・
  「まず、想いありき」フランスの風にそんなことを想う私です。
  
  
  
 


オランピアはオペラ座の近くにあります。

パリ・オペラ座をバックに、はいっチーズ!!
実は、私たちエルム・シスターズ、「次に狙うのは
オペラ座よ!!」と信じられない野望を抱いているの
だった。・・・・・ほんまかいな?!

パリーイタリア ツアー日記はまだ始まったばかりだというのに
記憶はだんだん薄れていく・・・急がねば。あせる今日この頃でありました。

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